乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 万物理論

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万物理論



書名: 万物理論
著者: グレッグ・イーガン(山岸 真 訳)




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紹介

すべての自然法則を包み込む単一の理論、“万物理論”が完成されようとしていた。ただし学説は3種類。3人の物理学者がそれぞれの“万物理論”を学会で発表するのだ。正しい理論はそのうちひとつだけ。映像ジャーナリストの主人公は3人のうち最も若い20代の女性学者を中心に番組を製作するが……学会周辺にはカルト集団が出没し、さらに世界には謎の疫病が。究極のハードSF。

評価

評点:★★★★☆ ( 7/10点)
他のイーガン作品同様ハードSFであることが強調されますが,タイトルにもなっている『万物理論』はガジェットの一つにすぎず,『観測問題』のツボさえおさえておけばそんなにハードではないです.物語はそんな『万物理論』の詳細ではなく,イーガン流の近未来の光景が次々に沢山のガジェットと共に描かれていきます.そして,この作品の面白さは,そんなイーガンの世界を素直に受け入れながら楽しむことで得られるものだと思います.21世紀の新しいSFの世界がここにあるとも言えます.

おまけ