乱れ撃ち読書録@chipmunk1984

レンズマンシリーズ4 レンズの子供たち

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レンズマンシリーズ4 レンズの子供たち



書名: レンズの子供たち
著者: E・E・スミス(小隅 黎 訳)




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紹介

ボスコーンとの死闘から20年。銀河調整官キニスンのもとに両銀河系で続発する非道な事件の報が届く。ボスコーンがかつてない規模で復興をとげたのだ。キニスンは、かつて共に戦った3人の第二段階レンズマンを招集し、自らも出陣する。彼を支えるのは両親を凌ぐ驚くべき能力を持つ、第三段階レンズマンに成長した5人の子供たち。遠大な銀河未来史と人類進化のビジョンが語られる。

評価

評点:★★★★☆ ( 8/10点)
レンズマンシリーズ新訳第四弾.レンズマンシリーズはこの1冊で完結します.アリシアとエッドア(エッドール)の最終決戦が,キニスンの子供たちに焦点を当てて語られます.ただ,5人の子供たちの様子が描かれる関係か,ストーリーが発散気味でキニスンのみに焦点が当てられていたこれまでの作品に比べると平板な印象もあります.ただ,それを含めてスミスの世界ということもあります.ここまで来たら一気に読んでしまいましょう.

おまけ

帯によれば,『スペースオペラの到達点』だそうです.もっとも,オールドファンには『レンズの子ら』なんですが...
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