第245回
- 後半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
2 | 140 | 81 | 54 | 5 | 10 | .600 | .307 | 3.44 | 4.1 | 104 | 281 | 15 |
前半戦に比べ大きく勝ち数を伸ばせたのが良かった。昨シーズンに比べてのこの躍進は上位打線の活躍のものだろう。まず2期連続トップバッターとなった陸奥は1番打者の役目出塁、得点圏への進塁を打率.348盗塁101と完璧に果たした。次に2番打者の☆流星群☆。打率.370とハイアベレージを記録し、更に犠打46とクリーンナップに繋げる仕事をきちんとこなした。3番打者のケイフはパワーEの巧打者ながらも8ホーマー66打点と活躍。4番mokemetはチームトップの打率、本塁打、打点とチームの得点源として主砲の役目をきっちりした。そして5番ニョロモⅠ。引退年ながらも3割100打点とチームの得点率の上昇に一役買った。また、成長が実感できた投手陣の活躍も忘れてはならないだろう。エース杉内Ⅳの代わりに今シーズン先発を引っ張った影薄いエース。4年目で苦しいながらも、二桁勝利を達成した香車。中継ぎでフル稼働し、二桁勝利をあげたKと、若手の成長が結果となってあらわれだした。来シーズンはベテラン2名の退団が決まっているので、今シーズン以上にきつい戦いとなり優勝は難しいだろう。この状態でちゃんと成績が残せるかが課題となってくる。
プレーオフ/日本シリーズ
<プレーオフ>
第一ステージ、今シーズン16勝4敗と相性が良かったロッテとの対戦。
しかし第1戦、第2戦ともに相手投手の前に自慢の打線が完璧に抑えられあえなく敗退。
采配ミスが一つの原因かもしれない。
<日本シリーズ>
第一ステージ敗退の為参加できず。
第244回
- 前半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
4 | 68 | 32 | 32 | 4 | 4 | .500 | .298 | 3.34 | 3.2 | 45 | 120 | 4 |
今期、前半戦のソフトバンクは昨季に比べ、順位は少し落ちてしまった。要因は得点力低下にあると思われる。しかし今期のソフバン打線はなかなか面白い。今期より切り込み隊長として活躍が期待されるTACHYON~超速~が早速好成績を残してきた。ロケット打法のため、三振数が少し多いのが気になるが、その他の面では首脳陣の期待に応えている。2番打者を務める☆流星群☆もTACHYON~超速~同様好成績を残している。安打数、盗塁数、犠打数、どれをとっても文句のない成績だ。3番振り子のケイフは今期もハイアベレージを残してきている。彼のような簡単にヒットを打ってくれる選手がチームにいる事は非常に大きい。今期のソフバン上位打線を見てみると、一発より“繋ぎ”に徹するいわゆるスモールベースボールを展開できる打線のようにみえる。4番は今季もmokemetが務める。現役打者トップクラスのその破壊力抜群の打撃力と確実性を兼ね備えた巧打力とを持ち合わせているスーパー選手。また走力もトップレベルでまさに打って走って守れる理想の野球選手だ。5番にはニョロモⅠが入る。さすがの彼も老退というものには勝てないが、それでも年を感じさせない成績を残してくる。左打者に滅法強く、チャンスにも非常に強い。相手チームにとって脅威の5番打者となることだろう。下位打線にも巧打に優れた選手が多くいる。そのため下位からチャンスメイクし、上位が繋ぎ、クリーンナップで一気に還すというパターンが出来る。彼らもチームに欠かせない存在だ。投手陣の方を見てみると、今期もエースを務めるのは杉内Ⅳだ。打者に的を絞らせない投球、重い速球、ノビる直球、豊富な球種とまさにエース格の能力を持っている。2番手は剛腕右腕、茂野。連打を喰らわない投球術、打者のバットを圧し折る速球など、今期は大ブレイクの予感だ。3番手を務めるのは影薄いエース。昨期は防御率2.36、さらにチームトップの17勝とソフトバンク、クライマックスシリーズ出場に大きく貢献してくれた。今期も期待大だ。そして4番手は将来のエースとして期待されている3年目右腕香車。着々とエースへの階段を登っている期待の若手右腕は焦らず無理せず開花していってほしい。将来のソフトバンクを支える事は確実だろう。中継ぎは~成瀬善久~とK。~成瀬善久~はここ最近不甲斐ない投球が続いている。そろそろ首脳陣の期待にこたえなければならない頃だ。もう一人の中継ぎKは昨期中継ぎ陣では最高の防御率、3.28というなかなかの好成績を残してきた。今期は昨季以上の成績を期待したい。抑えは今季も安定感抜群の守護神ランパードが務める。誰もが信頼をよせる守護神は今季も球界最高峰レベルの投球を披露してくれるだろう。今期のソフトバンク前半戦を終えた時点での成績をみるろやはり例年通り、打率は3割近くとかなり高いが、一発系の打者が少し少ないためか得点率が少し低い。後半戦は防御率はこの調子で、打撃陣はさらに得点率の向上を図る事により上位に食い込めるのではないだろうか。
- 後半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
2 | 140 | 73 | 62 | 5 | 7 | .540 | .302 | 3.12 | 3.5 | 102 | 267 | 10 |
第244回あけぼんペナント、リーグ戦が終了した。ソフトバンクは2期連続で2位。見事3期連続クライマックスシリーズ出場権を獲得した。今期のソフトバンクは昨季に比べ、チーム打率、防御率は向上したものの、得点力が伸びてこなかった。その事もあってか昨期の78勝に比べ73勝と少し勝ち星を減らしてしまった。来期は得点力向上を図っていきたい。さて今期のソフトバンク打者陣の成績を振り返ってみよう。まずは1番TACHYON~超速~。今期からトップバッターを務めたが見事首脳陣の期待に応え、打率は.337とかなりのハイアベレージを残してきた。盗塁数もチームトップの59個と他チームにとってまさに嫌な1番バッターになってくれた。2番を務めたのは☆流星群☆。こちらも打率.326とハイアベレージを残してきた。また犠打数もチームトップの52個と見事にクリーンナップにチャンスで回してくれた。また例のごとく守備面での貢献も大きい。3番を務めたのはケイフ。この選手も1.2番コンビ同様高打率を残した。走攻守に優れた理想的な3番打者はしっかり後の好打者につなげてくれる。4番を務めたのはmokemet。今期も44本塁打とまさに“4番”というのにふさわしい成績を残した。また打率も非常に高くチームトップの.379厘。今のあけペナ界でも数少ない3割40本30盗塁を達成できる数少ない選手だ。5番を務めたのはニョロモⅠ。味のある嫌なベテラン選手は今期もソフトバンクを牽引した。打率こそ3割をきったものの、5番打者として溜まったランナーをしっかり還し、ここぞという場面で一打を打ってくれた。やはりこの選手の影響はソフトバンクに大きい。7番を務めたのはJuggler。1.2番打者同様この選手もロケット打法の使い手だ。そのために打率も当然3割を超えてくる。やはり下位に3割を超える打者がいるというのは大きい。しっかりと上位打線に繋ぐ大切な役目を果たしてくれている。8番はフランク。この選手もロケット打法だ。しかし今期は打率が3割を切ってしまった。これからどんどん老退していくが、ベテラン選手としてしっかり他のチームメイトを引っ張っていってもらいたい。次に投手陣の方を見てみよう。エース杉内Ⅳは今季も完璧な投球を披露してくれた。防御率1.81と他チームにとってまさに驚異的な選手になっただろう。茂野は防御率3.29と少し高めになってしまった。打ちこまれる場面がおおく14敗というのは少しチームにとっては痛い。投手陣を引っ張るベテラン選手として来期は再起を誓いたい。影薄いエースは防御率2.08と非常に安定した投球をしてくれた。また12勝8敗と貯金を4つ作ってくれたこともチームにとっては非常に大きいだろう。3年目若手の先発投手として活躍が期待される香車は防御率3.91と3年目にしてはなかなかの好成績を残した。次期エース候補は着実に成長している。次に中継ぎ陣を見てみよう。~成瀬善久~は今期も炎上する事が多々あった。調子の波が激しいため今後はシーズン通して安定した成績を残すことが求められるだろう。もう一人の中継ぎ有人選手Kも防御率4.00と若干高め。やはり中継ぎ陣がしっかりしないとゲームが作れないためこの二人の成長が今後鍵を握ってくるだろう。そして今季も抑えを務めるのはパリーグ屈指の守護神ランパードだ。そのランパードは今期も安定感抜群の成績を残した。防御率1.67と完璧。彼の存在はソフトバンクにとっても相手チームにとっても大きいだろう。さてクライマックスシリーズはペナントの勢いのままに日本一をつかみ取りたい。
プレーオフ/日本シリーズ
<プレーオフ>
第一ステージ、シーズン中は苦手にしていた日本ハム戦。終盤の粘り勝ちで2連勝で勝ち上がり。
第二ステージ、シーズン中は得意にしていたロッテ戦。勢いのまま初戦を取るも、力尽きて3連敗。またもCSで敗退となってしまった
やはり安定した得点力を挙げられる打者の補強が急務である
<日本シリーズ>
参加する事ができなかった。残念。
第243回
- 前半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
2 | 68 | 37 | 29 | 2 | 8 | .560 | .295 | 3.33 | 4.0 | 69 | 102 | 3 |
今期のソフトバンクは昨期から少し落ちたものの相変わらず好調をキープしている。得点率、防御率共に昨季より向上しているが中継ぎ陣はいまいちピリッとしない。
そのために落としてしまう試合も少なくない。後半戦は中継ぎ投手陣の復調と共にチームの順位も上がってきそうだ。打撃陣の方を見てみると、
1番は不動のトップバッター・ケイフが今期も務めている。彼は前半戦だけだすでに98安打を記録し、打率も.332厘と好調のようだ。彼の出塁率とチーム成績は比例していると言っても過言ではないだろう。それほど大事な選手だ。2番はJugglerが務めている。ロケット打法のため打率は常に3割以上と、この選手も好調をキープできているようだ。
ケイフ・Jugglerの1.2番コンビは他チームからかなり恐れられる存在だろう。3番は常に務めている訳ではないが最終的にはニョロモⅠが務めていた。
昨期までは常に4番を打っていたが、年の事もあり自ら4番は辞退するも、まさに年齢を感じさせない活躍をしている。打率は.340でチームトップ。本塁打も14本と安定して量産している。
攻守にわたりソフトバンクを支えている選手は衰えを知らない。4番はmokemetが務めた。彼は走攻守、どれをとっても超一流のトッププレーヤーだ。
クラウチング打法から、前半戦だけでチームトップの22本塁打をマークしている。また打率も.325厘と高く、まさに信頼できる打者だ。5番は名無しが務める。
首脳陣も予測していなかったような活躍を見せている。6番は1年目、犯罪心理学者が務める。特に何が飛びぬけているという選手ではないが欠点も少ない。まだプロの球に慣れていないため、打率は.172厘と低いが、何とか後半戦で巻き返しを見せてほしい。7番は、☆流星群☆が務めた。この選手も攻守にわたり、ソフトバンクを支えてくれている。守備では遊撃手を務め、見事無失策。打率も.306厘と安定している。下位からチャンスメイクが出来るというのはチームにとってありがたい。8番は、TACHYON~超速~が務める。8番打者とはいえど、成績は他チームなら上位打線にいてもおかしくないような打者だ。盗塁のうまさはチームトップクラス。今期も前半戦だけですでに17盗塁をマークしている。まだ4年目をノビしろたっぷりな好選手はトッププレイヤーへの階段を上り詰める。9番を務めるのは、フランク。大事な繋ぎ役として、上位に繋いでくれる。今期は.264と、少し落ち気味だが、彼の能力なら3割を超えてもおかしくないだろう。今紹介したフランクを含め、7.8.9番のロケットトリオは、他チームにとって確実に嫌な存在だろう。投手陣の方はというと、エース、杉内Ⅳは防御率2.15と相変わらず安定している。6勝しているものの打線の援護に恵まれず5敗しているが、後半戦はさらに調子を上げ、ソフトバンクCS出場に貢献してもらいたい。影薄いエースは前半戦だけでチームトップの8勝をマークしており、防御率も2.89と安定している。今までは何かと炎上する事が多かったが、ついに今期その能力が開花したようだ。後半戦もノンストップで突っ走ってもらいたい。そして今季首脳陣が期待しているのはオフに移籍してきた剛腕投手、茂野だ。彼はMAX151㌔の快速球と、打者を翻弄するSFFを武器にする投手。どちらかと言うと速球派だが、奪三振数がそこまで多くないようだ。今期は首脳陣の期待を背に4勝をマーク。しかし4敗しているために貯金は作れていない。防御率も3.61と彼にとっては少し高めか。後半戦はチームの期待に応えCS出場に貢献してもらいたい。そしてもう一人先発投手を務めるのが2年目、期待のトルネード右腕、香車だ。まだ経験の少ない若手はこれからに期待といったところか。そして課題の中継ぎ陣。~成瀬善久~は首脳陣の期待を裏切る結果となってしまった。競った試合で登板するも、試合を壊してしまう事が多かった。後半戦は前半戦の分まで取り返してもらいたい。そしてももう一人の中継ぎ有人選手がKだ。右手のアンダーから150㌔の速球を投げてくるなどその能力は未知数。今期の中継ぎ陣の中では最も良い成績を残している。そして抑えを務めるのがランパード。ソフトバンクの守護神として相手チームに立ちそびえる、安定感抜群の左腕は今季も絶好調。防御率は0点台とまさに完璧。後半戦も球界最高峰の抑えとして他チームの前に立ちそびえてもらいたい。前半戦68試合を終えた時点で首位、オリックスとのゲーム差は2.0(7/7・22:00時点)だ。そのオリックスは1番~5番まで全員がパワーAという、恐ろしい打撃力を誇るチームだ。特に4番の大野匡徳は攻守にわたりオリックスを牽引している。投手陣の方は39歳の左腕、榊原郁人が活躍している。防御率は1.47とまさに完璧。さらに、すでに10勝を挙げている。後半戦は仕掛けないようにしたい選手だ。そしてソフトバンクを追うのが3位ロッテだ。このチームは走攻守に優れた選手が多いチーム。特に4番オルティスはノーマル打法ながら打率.367厘をマークしている。さらに守備でも二塁手を務めながらも無失策と大きく貢献している。またこのチームの最も怖い所は打撃陣だけで超特殊能力を持った選手が4人もいるという事。細心の注意をはらい投手陣は望まなければならない。投手陣の方では中継ぎ3本柱に注目が集まる。水竜水皮・綾崎ハヤテ・松崎亜美ちゃんはいずれも防御率1点台。負けている状態で彼らに登板されると勝利はかなり遠のくといっていいだろう。なのでいかに先発投手陣を打ち崩せるか。そこがカギになってきそうだ。その他の下位チームも今期は僅差で並んでいるためいつどのチームが上がってくるか、分からない状況だ。ソフトバンクは前半戦以上に集中して闘う事が求められる。
- 後半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
2 | 140 | 78 | 56 | 6 | 8 | .582 | .297 | 3.21 | 3.9 | 141 | 194 | 6 |
前半戦の貯金8を更に伸ばして貯金22としたが、前半戦と順位は変わらず2位でのフィニッシュとなった。一時は0.5ゲーム差まで首位オリックスとの点差をつめたもののずるずると負け、最終的には7.0ゲーム差離されてしまった。交流戦の方も優勝をオリックスに奪われてしまい、破壊力の前に完全にやられてしまった。
原因としては、3割打者が7名もいながら得点率は昨シーズンに比べると下がると最悪の結果となっている。やはりNAKAMURA選手が抜けた影響が出ているといえる。また昨シーズンに比べソロホームラン率が多くなっているのも、原因としてあげられるだろう。引き分けが6と決定力も低くなっており、解決は難しそうだ。
投手陣の方は年々良くなって来ている事が防御率として結果に出てきているものの、衰退期に入っているものが3名と安心はできない状態。オリックスに勝つ為にも今シーズン以上の活躍が来シーズンには求められる。
プレーオフ/日本シリーズ
<プレーオフ>
1回戦のロッテ戦は接戦続きだったものの2勝1敗と突破。
2回戦はあっさりオリックスに3連敗で敗退してしまう。
次こそ日本一になるためには、オリックスの壁を越えなければならないだろう。
<日本シリーズ>
参加する事ができなかった。残念。
第242回
- 前半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
2 | 68 | 40 | 28 | 0 | 6 | .588 | .298 | 3.60 | 3.9 | 55 | 89 | 6 |
今期のソフトバンクは前半戦で昨季との違いを見せてくれた。68試合で40勝を上げ昨季を大きく上回るペースだ。チーム打率は今季もリーグトップの.298厘相変わらず打撃陣は好調のようだ。
まずは1番、ケイフ。1番打者として95安打をマークし、打率も.332とまさに理想的な成績を残している。2番Jugglerもケイフ同様安打製造機型。こちらはロケット打法という事で走力もついてくる。
今期はその俊足を活かし早速、12盗塁をマークしている。打率も.317とハイアベレージだ。3番NAKAMURAは打てて守れる、理想的な3番打者。
また非常にチャンスにも強く大事な所で任せれらる信頼度も厚い。今期も打率.344をマークしノーマル打法とは思えない程の成績を残している。
4番ニョロモⅠはソフトバンクの顔。彼のトレードマーク、こんにゃく打法から今期も12本塁打をすでにマーク。また打率も.313と安定していて誰もが認めるソフトバンクの4番となっている。
5番mokemetは若くしながらソフトバンクの中軸を担う選手。今期もチームトップの打率.358を記録。打てて守れて走れる、ソフトバンクに欠かせないこの選手は今後も成長を続けてくれるだろう。
6番TACHYON~超速~は将来のソフトバンク、トップバッターとして期待されている選手。ロケット打法の使い手で能力的にはいつでも3割以上の成績を残せる逸材だ。
今期は打率.278を記録しているが、こんなもんで納得のいく選手ではない。将来の1番打者は首脳陣の期待に応えられるか。注目だ。7番フランクは今期11年目を迎えた今が旬な選手。
巧打力、走力、守備力に優れていて、能力的には首位打者を狙えるほどのはずなのだが、なかなか噴火しない。後半戦で巻き返しをはかり打率3割には何とか近づきたいところだ。
8番☆流星群☆はチームを支える守備職人。だが打撃面でも活躍していてくれている。左のロケット打法で内野安打を連発する。今期は打率.292をマークし、しっかり上位打線にチャンスメイクしてくれている。ソフトバンクの打線を見ると恐らく戦力的にはパリーグトップクラスといってもいいだろう。後は投手陣がカギとなってきそうだ。
その投手陣は昨期ドラフトで獲得した期待の新生・香車が入団。あの野茂英雄氏を彷彿とさせるトルネード投法から最速149㌔の直球を投げ込む。1年目から先発という大役を任されているが、失敗を恐れず果敢に打者に挑んでもらいたい。そして今季もソフトバンクのエースとして活躍が期待されるのが杉内Ⅳだ。前半戦は6勝3敗と貯金を3つ作る活躍を見せてくれた。
防御率は3.15と彼にとっては少し高め。後半戦は彼の持ち味を存分に発揮し15近くはマークしてもらえるとチームも助かる。次に杉内Ⅳとソフバン2枚看板として活躍が期待される影薄いエース。
正確無比の制球力、打者を翻弄する球種の豊富さ、そして最速153㌔の直球を持っている。能力的に防御率は2点台をマークしてもおかしくない。しかし前半戦はなかなか調子が上がらず防御率は4.84。後半戦は前半戦の分まで活躍を誓う。そして試合終盤競ったところで登板する事が多いため多くのチームが重要視している中継ぎ陣。
まずは中継ぎエースとして活躍が期待される3年目のK。前半戦は炎上する事が多く、防御率は7.21と高めになってしまった。首脳陣の信頼を取り戻すべく後半戦は巻き返しをはかる。
次にもう一人の中継ぎ投手~成瀬善久~。彼は大事なところで打たれる事が多く防御率こそ4点台にいってないものの前半戦は多くの課題点を残すこととなった。抑えを務めるのはランパード。
ヒールアップ投法から多種多彩な変化球を苗げ込む選手。この選手も高い制球力を誇っている。前半戦は好調をキープし続け、防御率は1.17とかなり良い。後半戦で防御率を0点台に持っていければ、完璧だ。さて今期の戦力を見たところで、やはり打撃陣の能力はほぼ完璧だ。守備力、機動力も申し分ないだろう。やはりここカギになってくるのが投手陣。名無しが3人や平均的に若いところなど不安要素はたくさんあるが、何とか踏ん張ってもらいたい。そして今季の前半戦を見る限り、無茶な試合仕掛けはあまり無い様だ。後半戦も正確な対戦相手選び続けていきたい。
- 後半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
1 | 140 | 87 | 52 | 1 | 8 | .625 | .296 | 3.13 | 4.1 | 120 | 179 | 12 |
☆祝パリーグ制覇☆
第242回あけぼんペナント・パリーグを制したのは我らソフトバンク。伝統という名のプレッシャーを見事活力に変えて見せた。まずは交流戦での優勝。2位と大きく差をひらいての優勝だ。
そこで波に乗れたというのもあるだろう。更に打率、得点率がリーグトップ。防御率も後半戦抑えられたのも大きかった。打撃の方を見てみると、1番から9番まで切れ目のない打線。
半分以上の打者が3割以上の率を残してきた。やはり前評判通り、リーグトップクラスの打撃力だった。投手力の方はと言うと前半戦は3.60から3.15まで落としてきた。
やはりこれは杉内Ⅳの活躍が大きかったといえるだろう。この勢いのままにクライマックスも制し、一気に日本一の階段を上りたいところだ。
プレーオフ/日本シリーズ
<プレーオフ>
リーグ1位通過のため2回戦から出場。
惜しくもロッテに3勝2敗で敗れる。
セリーグは順当に横浜が日シリに進出。
<日本シリーズ>
参加する事ができなかった。残念。
第241回
- 前半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
5 | 68 | 28 | 36 | 4 | 5 | .437 | .287 | 3.76 | 3.4 | 43 | 87 | 7 |
前半戦全試合を終えた時点で28勝とペース的には昨季と同じ。しかしチーム打率・防御率は昨季よりも向上した。
打撃の方を見てみると、3割近い打者が7人もいる事は非常に心強い。結果チーム打率はパリーグ2位と好位置につけている。
投手陣の方を見てみると、先発陣、中継ぎ陣共にもうひと頑張りというところか。
名無しの目立つ先発陣の中で2本柱として活躍が期待される影薄いエース、杉内Ⅳの二人が結果を残して来ればクライマックス出場も見えてくる。
またソフトバンクは意外にも4位日ハムとの対戦成績が7勝3敗と大きく勝ち越している。前半戦を終えた時点で日ハムの背中は見えてきている。しかし6位西武も、もうすぐそこまで来ている。
後半戦は西武を振り落とし、日ハムを抜いた勢いそのままにクライマックス出場を果たしたい。
- 後半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
4 | 140 | 69 | 65 | 6 | 5 | .514 | .295 | 3.56 | 3.7 | 93 | 187 | 14 |
今シーズンは昨季に比べ大きな進化を見せた。まずは貯金を4作れた事。昨期の借金10からはかなり良くなった。次に12球団NO.1のチーム打率.295。最終的に3割打者が6人チームにいた。
チーム防御率も昨季の3.92から一気に3.56まで落としてきた。これも容易い事ではない。やはり後半戦での先発二人の巻き返しがここに反映してくれたのだろう。
あとソフトバンクに求められるのは即戦力の先発投手陣。やはり名無しが先発を任されるというのは心細い。
もう一点、ソフトバンク、クライマックスシリーズ出場のために欠かせないのが正確な対戦相手選び。今期ソフトバンクは最終的に4位でフィニッシュしたが、後半戦巻き返しを見せ一時は2位にまで上り詰めた。しかし最終的には3位楽天とわずかゲーム差0.5で、負けた。つまり後1勝していればCS出場を果たせていたかもしれないという訳だ。
なぜこんな事を言うかというととペナント終盤最後の最後までどのチームがCS出場権を奪えるか分からない状況でソフトバンクは他チームのエース級の投手に仕掛けてしまったのだ。
その結果が響きCS出場を果たせなかったと言われても仕方がない。今、ソフトバンクの戦力は整いつつある。1番.2番の出塁率。クリーンナップの安定感。下位からでもチャンスメイクできる打者達など上位チームとも十分に渡り合えるだろう。やはり後は正確な対戦相手選びがカギとなってきそうだ。
プレーオフ/日本シリーズ
<プレーオフ>
リーグ4位のため出場不可。
本当にあと一歩。プレーオフはすぐそこまで来ている。
<日本シリーズ>
プレーオフ出場不可のため進出できず。
第240回
- 前半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
6 | 66 | 28 | 38 | 0 | 4 | .424 | .268 | 3.90 | 3.5 | 54 | 92 | 8 |
ペースとしては昨シーズンとほぼ一緒だ。
驚くことに本塁打、盗塁、失策の数も昨シーズンと全く変わっていない。
名無しだらけの投手陣には今更言及する必要もないのだが
6位ターンとなってしまった原因は投手陣だけの責任ではないだろう。
2期連続Aクラスの夢はまだまだあきらめるわけにはいかない。後半戦に巻き返したい
- 後半戦
順位 | 試合 | 勝ち | 負け | 分け | 連勝 | 勝率 | 打率 | 防率 | 得率 | 本塁 | 盗塁 | 失策 |
5 | 140 | 64 | 74 | 2 | 4 | .463 | .287 | 3.92 | 3.9 | 110 | 165 | 16 |
Aクラス入りはできず5位でフィニッシュ。
前半戦の成績が響いてしまった。
野手陣が成長をとげているものの、いまいち好成績を残しているとはいいにくい。
投手陣が改善しだした今、野手陣は更なる飛躍が必要となっている時期に来ている。
225期以降優勝から遠ざかっているソフトバンクにとってはここが踏ん張り時だ。
プレーオフ/日本シリーズ
<プレーオフ>
リーグ5位のため出場不可。
来期こそはAクラスへ。
<日本シリーズ>
プレーオフ出場不可のため進出できず。
総合 - 今日 - 昨日 - 最終更新日:2009年08月27日