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佐藤春夫訳「徒然草」百六十六」(2015/02/17 (火) 22:24:35) の最新版変更点

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 人間がおのおの経営努力している仕事を見ると、暖かな春の日に、雪仏を造ってこれに金銀珠玉の装飾を施して、これを本尊に、お堂や塔などを建立しているようなものである。どうしてその伽藍《がらん》の落成を待って本尊を安置し奉ることができようか。人のは命があるように見えているが、下のほうから絶えず消えつつある雪のようなものであるのに、計画し期待することが多すぎる。

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