|新しいページ|検索|ページ一覧|RSS|@ウィキご利用ガイド | 管理者にお問合せ
|ログイン|

佐藤春夫訳「徒然草」八十三


※上記の広告は60日以上更新のないWIKIに表示されています。更新することで広告が下部へ移動します。

 竹林院入道左大臣殿(西園寺公衡公)は太政大臣にのぼられるのはなんの差しつかえも無かったけれど、「太政大臣も別に珍らしくもない。左大臣の位でやめよう」と言って出家せられた。洞院《とういんの》左大臣殿もこのことをわが意を得たことに思って太政大臣の望みは抱かなかった。亢龍《こうりよう》に悔《くい》があるとやら言うこともある。月も満つれば欠け、物も盛りになると衰える。何事につけても、この上なしというのは破滅に近い道理である。
メニュー

更新履歴
取得中です。