タイムライン 下
書名: タイムライン 下
著者: マイクル・クライトン(酒井 昭伸 訳)
著者: マイクル・クライトン(酒井 昭伸 訳)
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紹介
ITCはタイムマシンともいうべき装置を開発していた。それを使えば14世紀のフランスとの往き来が可能だという。教授救出のために14世紀に転送されたマレクたちは、騎士達に襲撃され死者を出すなど思わぬ自体に見舞われた。またその影響でITCのタイムマシンに深刻な損傷が--猶予時間は37時間。一行は教授を救出し、無事帰還できるのか?……最先端の量子力学理論を元に描く、驚異のタイムトラベル歴史冒険小説
評価
評点:★★★☆☆ ( 6/10点)
14世紀に旅立った遺跡発掘チームの苦闘が生き生きと描かれています.読み始めると止まらないおもしろさがあります.SF設定は脇役で,SFと思って読むと矛盾が散見されますし,タイムトラベルの理論的説明も中途半端で突っ込みどころは満載です.このあたりの好き嫌いで評価が分かれるところでしょうが,それを上回る物語としてのおもしろさがあります.ただ,最後のドニガーの顛末はちょっと唐突でやりすぎというような気もしますが.
14世紀に旅立った遺跡発掘チームの苦闘が生き生きと描かれています.読み始めると止まらないおもしろさがあります.SF設定は脇役で,SFと思って読むと矛盾が散見されますし,タイムトラベルの理論的説明も中途半端で突っ込みどころは満載です.このあたりの好き嫌いで評価が分かれるところでしょうが,それを上回る物語としてのおもしろさがあります.ただ,最後のドニガーの顛末はちょっと唐突でやりすぎというような気もしますが.
おまけ
映画化もされてますね.こちらは観ていませんがどうだったんでしょうか?