乱れ撃ち読書録@chipmunk1984 星は、昴
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星は、昴



書名: 星は、昴
著者: 谷 甲州




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紹介

君の国では、あの星をすばると呼んでいるのか……イギリス人のターナー博士の声が、遠い宇宙空間から流れてくる。博士と日本人の私は、ともに隔たった観測基地の研究者。孤独のなかで通信をかわすうちに友情がめばえたのだが、やがて私は、規則正しかった博士からの受信時間がずれていくことに気づく。表題作『星は、昴』をはじめ、ハードSFの旗手が、宇宙を舞台に多彩なアイディアと雄大なスケールで贈る、傑作短篇集。


評価

評点:★★★★☆ ( 7/10点)
ロマンティックな雰囲気の表題と紹介とはちょっと違って,実験的な短編を集めた意欲作.『あとがき』を読むと(決して先に読むことを勧めるわけではないです.全部読んでからでないとネタバレが...)この作者がいかにSFが好きかがよくわかります.確かに,今の基準で見るとハードSFとしてはちょっとつらい部分も多いし,作者の言う『情報』っていったい何なの?というところもありますが,何より『SFが好きだ』という一点で共感が広がります.SF好きなら実験的な部分も含めて是非!の一作です.


おまけ

しかし,『星空の二人』にしてもこの作品にしても売り方がちょっと違うんじゃないの?と言いたくはなりますが>早川書店殿