乱れ撃ち読書録@chipmunk1984内検索 / 「ゲイトウェイ2」で検索した結果

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  • フレデリック・ポール
    フレデリック・ポール ゲイトウェイ ゲイトウェイ2
  • ゲイトウエイ2
    ゲイトウエイ2 書名: ゲイトウエイ2 著者: フレデリック・ポール (矢野 徹訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 超先史文明を築いた宇宙種族ヒーチー人の“食料工場”が冥王星の彼方で発見された!そのニュースに地球中は興奮した。ヒーチー人の残した超光速船を使って、巨万の富を築いたロビネット・ブロードヘッドもそのひとりだった。彗星ガスから無尽蔵の食料を生産できるこの工場こそ、食料難にあえぐ地球にとって絶好の切り札となるのだ。ブロードヘッドはさっそく、食料工場開発会社を設立し、冥王星の彼方へ調査隊を派遣したが……。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 佳作ゲイトウエイの続編.巷間言われる様に,ちょっと(皆が期待しているストーリーとは)肩透かしの設定で,物語は進みます.作者がやりたかったことはなんとなくわかるのですが,残念...
  • ゲイトウエイ
    ゲイトウエイ 書名: ゲイトウエイ 著者: フレデリック・ポール (矢野 徹訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 金星付近の小惑星で発見された千隻あまりの宇宙船――それは、謎のヒーチー人が残した超光速船だった!この船を使えば、人類の念願の恒星への飛行が可能となる。だが、操縦方法は皆目わからなかった。目的地も、要する時間も、エネルギーの残存量もわからぬ状態で飛び立つしかない。行手に待つものは死か、それとも、富を約束する未知の惑星か……。SF界の重鎮が、斬新な手法と躍動感あふれるストーリイ展開とで描き、全米の読者から熱狂させたヒューゴー賞、ネビュラ賞受賞作。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 紹介にあるようにユニークな設定の中で繰り広げられる宇宙冒険物語で,描かれる人物像も繊細で新しいSFの世界が楽しめる佳作です.い...
  • 書名別リスト
    ... ゲイトウェイ? ゲイトウェイ2? ゴールデン・フリース 虚空王の秘宝 上 虚空王の秘宝 下 <さ行> サイボーグ・ブルース サマータイムマシンブルース サマー/タイム/トラベラー 1 サマー/タイム/トラベラー 2 サムライ・レンズマン さよならダイノサウルス さよならジュピター 上 さよならジュピター 下 しあわせの理由 時間泥棒 自由軌道 終局のエニグマ 上 終局のエニグマ 下 終戦のローレライⅠ 終戦のローレライⅡ 終戦のローレライⅢ 終戦のローレライⅣ 過ぎ去りし日々の光 上 過ぎ去りし日々の光 下 スタークエイク スタープレックス スフィア-球体- 上 スフィア-球体- 下 七胴落とし ジーリー・クロニクル1 プランク・ゼロ ジーリー・クロニクル2 真空ダイヤグラム 蝉しぐれ 千里眼 造物主の掟 ...
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    chipmunk1984のホームページもよろしくお願いいたします. SFを中心に読んだ本を紹介しています.   最近読んだ本 となり町戦争 プリズンホテル 1 夏 パプリカ 星は、昴 サマー/タイム/トラベラー 2 サマー/タイム/トラベラー 1 クライマーズ・ハイ 流星ワゴン 日本沈没 第二部 エニグマ 下 エニグマ 上 梅田地下オデッセイ ディアスポラ 星空の二人 かめくん 万物理論 永遠の1/2 クリスタル・サイレンス 下 クリスタル・サイレンス 上 幼年期の終り(光文社古典新訳文庫) ゲイトウエイ2 エリコ 下 エリコ 上 顔 FACE ゲイトウエイ タイムスリップ大戦争 夜来たる 栄光のスペース・アカデミー イリーガル・エイリアン 地下鉄に乗って 太陽からの風...
  • マイク・マクウェイ
    マイク・マクウェイ マグニチュード10
  • SF初心者これだけは読んどけ!
    2ちゃんねるの良スレSF初心者これだけは読んどけ!が8スレ目を迎えた.そこで,chipmunk1984流にテンプレを解析してみる. テンプレ(並びはアイウエオ順に変更) 評価は ◎=納得 ○=順当 △=そこまで? ×=異議あり! 作家名/作品名の太字はchipmunk1984追加.取り消しはchipmunk1984削除です. 評価は,作品のできもありますが,基本的に初心者が読むべき作品かどうかに軸を置いています.たとえば,エポックメーキングな作品とか,その後の作品で引用されるベースとなっているとか.なので,必ずしもその作家の代表作である分けでもないですし私のベストというわけでもないのでご了承下さい. 意外と未読が多かった.反省反省. <難しかった作家> アーサー・C・クラーク 良作ありすぎ.宇宙のランデヴー/楽園の泉/2001年宇宙の旅...
  • ディアスポラ
    ディアスポラ 書名: ディアスポラ 著者: グレッグ・イーガン(山岸 真 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 30世紀、人類のほとんどは肉体を捨て、人格や記憶をソフトウェア化して、ポリスと呼ばれるコンピュータ内の仮想現実都市で暮らしていた。ごく少数の人間だけが、ソフトウェア化を拒み、肉体人として地球上で暮らしている。“コニシ”ポリスでソフトウェアから生まれた孤児ヤチマの驚くべき冒険譚をはじめ、人類を襲う未曾有の危機や、人類がくわだてる壮大な宇宙進出計画“ディアスポラ”などを描いた、究極のハードSF。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) ハードSFと言われながらハード設定をガジェットとしてのみ扱ってきた『宇宙消失』や『万物理論』とは趣を異にして,イーガン流ハードSFを突き詰めた作品.訳者はわからないところは読み飛ば...
  • 著者別リスト
    著者別索引 <日本人> <あ行> 浅田 次郎 荒巻 義雄 石川 英輔 石津 嵐 上田 誠 大石 英司 <か行> 梶尾 真治 神林 長平 北野 勇作 高齋 正 小松 左京 <さ行> 佐藤 正午 椎名 誠 新城 カズマ 進藤 良彦 重松 清 <た行> 田中 光二 谷 甲州 筒井 康隆 豊田 有恒 <な行> 野尻 抱介 <は行> 早川書房編集部 半村 良 東野 圭吾 平井 和正 広瀬 正 福井 晴敏 藤沢 周平 古橋 秀之 堀 晃 <ま行> 松岡 圭祐 <や行> 山田 正紀 横山 秀夫 <ら行> <わ行> <外国人> <ア行> アイザック・アシモフ ケヴィン・J・アンダースン ポール・アンダースン グレッグ・イーガン デイヴィッド...
  • マグニチュード10
    マグニチュード10 : マグニチュード10 著者: アーサー・C・クラーク&マイク・マクウェイ (内田 昌之訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 1994年1月17日、カリフォルニア大地震で父母を失ったルイス・クレインは三十年後、超一流の地震学者となっていた。日本の佐渡島で起きた大地震の予知に成功するなど、彼の理論は完成目前だったが、周囲ではイスラム国家の陰謀が渦巻いていた。やがてクレインは新たな大地震を予測。その規模は人類がまだ経験したことのないものだった……。迫力満点のエンターテイメント巨編。 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) 晩年のクラークの共著作品は好きになれないものが多いのですが,残念ながらこの作品もその一つでした.クラークがアイディアだけ出してあとはマクウェイが好きなように書くというスタイルだったよう...
  • ライトジーンの遺産 上
    ライトジーンの遺産 上 書名: ライトジーンの遺産 上 著者: 神林 長平 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 なぜか臓器が崩壊して、人々を死に至らしめる未来社会。人類が頼れるのは人工臓器しかない。そんな時、人工臓器の総合メーカー、ライトジーン社が解体された。臓器市場を独占しており、人類の未来をゆだねることは危険だったからだ。残されたのは乱立するメーカーと臓器を巡る犯罪や怪現象。市警の新米刑事とライトジーン社の遺した人造人間コウの、ハードな捜査が始まった。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) 紹介を読むと人口臓器の謎を巡る巨大サスペンス...という感じですが,実はちょっと違って人工臓器と人造人間コウを巡るオムニバス作品.設定された謎を解くというよりも,神林らしく,不条理とも思える設...
  • ライトジーンの遺産 下
    ライトジーンの遺産 下 書名: ライトジーンの遺産 下 著者: 神林 長平 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 人工臓器を巡る事件は絶えない。しかし、人工臓器は本来は人を幸せにするもの。ライトジーン社の遺児であり、犯罪捜査にかかわってきたコウも、心温まる「事件」に巡り合える。だが、魔の手はコウ自身に迫っていた。そして最終話。明らかにされる「遺産」の実態と、市警中央署第4課の正体。自由人としてタフに生きてきた人造人間も、さすがに絶体絶命か。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) 紹介を読むと人口臓器の謎を巡る巨大サスペンス...という感じですが,実はちょっと違って人工臓器と人造人間コウを巡るオムニバス作品.設定された謎を解くというよりも,神林らしく,不条理とも思える設定の中でもがく人間...
  • バビロニア・ウェーブ
    バビロニア・ウェーブ 書名: バビロニア・ウェーブ 著者: 堀 晃 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 太陽系から3光日の距離に発見された、銀河面を垂直に貫く直径1200キロ、全長5380光年に及ぶレーザー光束―バビロニア・ウェーブ。いつから、なぜ存在するのかはわからない。ただ、そこに反射鏡を45度角で差し入れれば人類は膨大なエネルギーを手中にできる。傍らに送電基地が建造されたが、そこでは極秘の計画が進行していた。日本ハードSFを代表する傑作。星雲賞受賞。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 日本の誇るハードSF作家 堀 晃による長編.堀晃らしいテクノロジーに対する深い知見をベースとしながらテクノロジーに拘泥せず人間模様を描こうとする意欲作です.3光日とか,いかにも堀晃らしい設定でわくわくしながら読み進められます. た...
  • デイヴィッド・ウェーバー
    デイヴィッド・ウェーバー 反逆者の月
  • 老人と宇宙
    老人と宇宙 書名: 老人と宇宙 著者: ジョン・スコルジー(内田 昌之 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 ジョン・ペリーは75歳の誕生日にいまは亡き妻の墓参りをしてから軍隊に入った。しかも、地球には二度と戻れないという条件で、75歳以上の男女の入隊しか認めないコロニー防衛軍に。銀河の各惑星に植民をはじめた人類を守るためにコロニー防衛軍は、姿形も考え方も全く異質なエイリアンたちと熾烈な戦争を続けている。老人ばかりを入隊させる防衛軍でのジョンの波瀾万丈の冒険を描いた『宇宙の戦士』の21世紀版登場!2006年ジョン・W・キャンベル賞受賞作。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 紹介にあるようになかなかに面白い設定で,SFガジェットもうまく使われていてミリタリーSFとしても雰囲気をつかんでおり,スムースに読める佳作です....
  • 悪徳学園
    悪徳学園 書名: 悪徳学園 著者: 平井 和正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 東京の中学校「私立博徳学園」。だが、「博徳」とは名ばかりで、実際は腐敗・堕落した悪徳学園だった。転校生・犬神明は、ここで卒業を待つつもりだったが、女性教師・斎木美夜が赴任してきた事で騒動に巻き込まれる。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) ウルフガイシリーズの原点である表題作を含む短編集.『悪徳学園』はウルフガイシリーズの下敷きになっているようですが,主人公犬神明はそれほどストイックではなくどちらかというとアダルトウルフガイの犬神明に近いキャラクターになっています.今となってはウルフガイはこれだけ読めばOKという感じもあってなんだか寂しい気もします.ハチャハチャSFの傑作『星新一の内的宇宙』を含め平井和正作品の全ての原点がここにあるのか...
  • マイクル・クライトン
    マイクル・クライトン アンドロメダ病原体 失われた黄金都市 エアフレーム-機体- 上 エアフレーム-機体- 下 スフィア-球体- 上 スフィア-球体- 下 タイムライン 上 タイムライン 下 プレイ-獲物- 上 プレイ-獲物- 下
  • 反逆者の月
    反逆者の月 [429] Client error `POST https //webservices.amazon.co.jp/paapi5/getitems` resulted in a `429 Too Many Requests` response { __type com.amazon.paapi5#TooManyRequestsException , Errors [{ Code TooManyRequests , Message The request was de (truncated...) 書名: 反逆者の月 著者: デイヴィッド・ウェーバー(中村 仁美 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 人類が月だと思っていたのは、実は巨大な宇宙戦艦だった!5万年前に発生した反乱により、やむなく太陽系にとどま...
  • タイム・シップ 上
    タイム・シップ 上 書名: タイム・シップ 上 著者: スティーブン・バクスター(中原 尚哉 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 1891年、時間航行家はタイム・マシンに乗り、ふたたび未来へ旅立った。タイム・マシンを発明した時間航行家は、最初の時間旅行から帰還したものの、野蛮なモーロック族に拉致されたエロイ族の少女ウィーナを忘れられなかったのだ。彼女を救うべく時間航行家は西暦80万2701年の未来をめざすが……。英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞受賞。 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) H・G・ウェルズの名作『タイム・マシン』の続編として遺族の公認を受けた作品.『タイム・マシン』の世界を壊さずに,いかに現代的な視点を加えて世界を広げるかという試みはある程度評...
  • タイム・シップ 下
    タイム・シップ 下 書名: タイム・シップ 下 著者: スティーブン・バクスター(中原 尚哉 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 タイム・マシンで未来をめざした時間航行家は、最初の旅では見なかった驚くべき光景を目にした。地球の自転が操作され、四季の移り変わりや昼夜の変化までも失われ、さらには太陽にまで手が加えられている。そこは最初の旅で訪れたのとはまったく違う時間線の未来だったのだ!無限の時空をめぐる時間航行家の破天荒な冒険を描き、H・G・ウエルズの名作『タイム・マシン』の公認続篇として英米独の四賞を受賞した傑作。英国SF協会賞、ジョン・W・キャンベル記念賞、P・K・ディック賞、クルト・ラスヴィッツ賞受賞。 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) H・G・ウェルズの名作『タイム・マシン』の続編として遺族の公認を受けた...
  • 堀 晃
    堀 晃 梅田地下オデッセイ 恐怖省 太陽風交点 バビロニア・ウェーブ
  • ゴールデン・フリース
    ゴールデン・フリース 書名: ゴールデン・フリース 著者: ロバート・J・ソウヤー (内田 昌之訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 宇宙旅行都市計画の一環として、47光年かなたのエータ・ケフェイ星系第四惑星のコルキスをめざすバサード・ラムジェット宇宙船〈アルゴ〉。コンピュータ“イアソン”が完璧に制御しているこの船で、一人の女性科学者が死亡した。事故死?自殺?それとも……。自殺だというイアソンの主張に疑いを抱いた前夫が単独で調査を始め、困難の末にあばいた驚愕の真相とは?“感情を持つコンピュータ”をリアルに描いた話題作。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 宇宙船のメインコンピューターが犯した殺人.その理由を倒叙と呼ばれる形式で描いた作品.読み始めは,2001年宇宙の旅(というか『2010年宇宙の旅』で語られた『20...
  • あなたの人生の物語
    あなたの人生の物語 書名: あなたの人生の物語 著者: テッド・チャン(浅倉 久志 他訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 地球を訪れたエイリアンとのコンタクトを担当した言語学者ルイーズは、まったく異なる言語を理解するにつれ、驚くべき運命にまきこまれていく……ネビュラ賞を受賞した感動の表題作はじめ、天使の降臨とともにもたらされる災厄と奇跡を描くヒューゴー賞受賞作「地獄とは神の不在なり」、天まで届く塔を建設する驚天動地の物語――ネビュラ賞を受賞したデビュー作「バビロンの塔」ほか、本邦初訳を含む八篇を収録する傑作集。 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 21世紀のSFを担うであろう気鋭の短編集.新しいヴィジョンを次々に示すこの作品数は,まさに新時代のSFを感じさせます.ニューウェエーブと言って良いかはありますが,いろい...
  • 神狩り
    神狩り 書名: 神狩り 著者: 山田 正紀 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 工事現場で見つかった弥生時代の石室には、謎の<古代文字>は刻まれていた。情報工学の若き天才島津圭助は、その解明に乗り出した。が、古代文字は人間にはとうてい理解不能な構造をもつことが判明する。この言語を操る者、それは神なのか?だとしたら、嘲笑うように謎の言語を提示する神の真意は?やがて圭助は、人類の未来を賭けた壮絶な闘いの渦に巻き込まれていく--壮大なテーマでSF界を瞠目させた傑作長編 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 山田正紀の鮮烈なデビュー作.『神』を人間には不可知ながら,人間と戦う存在として描いたこの作品は,これにつながる一連の『神』シリーズの原点でもあります.山田節もすでに確立されていて,現在でも古くさい感じは微塵もありません.ストー...
  • われはロボット
    われはロボット 書名: われはロボット 著者: アイザック・アシモフ(小尾 芙佐 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介(内容は1983年早川書房刊『われはロボット』です.) 1996年に製作され、ウェストン家で八歳の少女グローリアの最愛の友となった子守り用ロボットのロビイ、第二次水星探検で活躍したSPD13号、テレパシイ能力を持つRB34号など……たんなる機械にすぎなかったロボットから、人間そっくりの行動と考え方をする優秀なロボットまで、さまざまなロボットの開発史を、<ロボット工学三原則>の生みの親である巨匠アシモフが、ユーモアと論理を駆使して描きだす傑作短編集! 評価(内容は1983年早川書房刊『われはロボット』です.) 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 有名な『ロボット工学三原則』がはじめて提示されたロボットSFの聖...
  • ランサーがモンテを目指す時
    ランサーがモンテを目指す時 書名: ランサーがモンテを目指す時 著者: 高齋 正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 三菱自動車は新型ランサー2000GTを開発、大量生産車でのモンテカルロ・ラリー総合優勝に挑戦した。マシーンの耐久性向上は三菱石油、通信手段の改良は三菱電機と、グループ総がかりの協力でハードウェアは完成、ワークスドライバーも雪道の天才等々力誠を加えた一流の布陣。ヨーロッパ各都市から出発するコンセントレーション・ランを皮切りに、ランサーの走りは世界を制するか?好評カーレース小説第四弾。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 日本の自動車メーカーが日本人ドライバーを擁して世界の大レースを制覇する.何とも爽快なシリーズの第四弾です.今回は古のラリーランサー(現在のミラージュベースのラネボではない!)でモンテに挑み...
  • プレイ-獲物- 下
    プレイ-獲物- 下 書名: プレイ-獲物- 下 著者: マイクル・クライトン イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 ナノマシンには生物の“捕食者‐被食者”の関係がプログラムされていた.以前このプログラムの開発をしていたジャックは,事態収拾のためにプラントへと赴く.しかし,独自に開発されたナノマシンは,ウイルスのように自己増殖し始め,予想を遙かに上回る速度で進化を遂げていた.しかも野生化したそれらは,捕食動物のように群れを作り人間を襲い始めたのだ!人類の未来に警鐘を鳴らすハイテク・パニック・サスペンス. 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) マイクル・クライトンお得意の『科学小説』.クライトンですから安心して読めますし,ナノマシンの製造工場など素晴らしいリアリティがあります.前半,主人公が...
  • プレイ-獲物- 上
    プレイ-獲物- 上 書名: プレイ-獲物- 上 著者: マイクル・クライトン イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 失業中のコンピュータ・プログラマーのジャックは,ナノテク開発に携わるハイテク企業ザイモス社に勤める妻の異変に気づいた.性格などが,まるで別人のように一変したのだ.さらに,末娘に原因不明の発疹が出たり,不審な人影が出現するなど不可解な出来事が相次ぐ.おりしもザイモス社では異常事態の対処に追われていた.軍用に開発したナノマシンが,砂漠の製造プラントから流出し,制御不能に陥ったというのだが……. 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) (これは上下巻をあわせた評価です) マイクル・クライトンお得意の『科学小説』.クライトンですから安心して読めますし,ナノマシンの製造工場など素晴らしいリアリティがあります.前半,主人...
  • 失われた黄金都市
    失われた黄金都市 書名: 失われた黄金都市 著者: マイクル・クライトン(平井 イサク 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 コンピュータの性能を飛躍的に向上させる鉱石ブルー・ダイヤモンド。その鉱脈を求めてコンゴのジャングル深く分けいった地球資源開発技術社の調査隊が何者かに全滅させられた。現場から最後に送られてきた映像には、ゴリラに似た動物の姿と奇妙な建築物の影が。実はこの地には、かつて栄えたジャングル文明の遺跡“失われた都ジンジ”の伝説があった。真相究明のため、女性科学者ロスは最新装置の第二次調査隊を組織、手話のできるゴリラと霊長類学者エリオットをともない現地に飛ぶ。鬼才クライトンがハイテクを駆使して描く傑作冒険小説。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 読みやすい物語ですし,クライトンらしい科学的記述もしっか...
  • 神林 長平
    神林 長平 七胴落とし 敵は海賊・海賊版 魂の駆動体 ライトジーンの遺産 上 ライトジーンの遺産 下
  • アンドロメダ病原体
    アンドロメダ病原体 書名: アンドロメダ病原体 著者: マイクル・クライトン(浅倉 久訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 人工衛星のカプセルは,アリゾナ州ピードモントの北20キロの地点に着陸した。カプセル回収班が目にしたものは,ハゲタカの群れと住民たちの死体。人口48の田舎町ピードモントは死の町と化していたのだ!やがて,報告中の回収班の声も,ぷっつりと途絶えた。ただちにワイルド・ファイア作戦 --- 地球外病原体の侵入に対し,最高の頭脳と最新鋭のコンピュータを投入するプロジェクトが発動された。だが,恐るべき致死性を持つこの未知の病原体に対し,果たして人類は……最先端の科学知識を駆使し,ドキュメンタリイ・タッチで見事に描き出された息詰まるサスペンス巨編! 評価 評点:★★★★★ (10/10点) クライトンのSF最高傑作...
  • タイムライン 上
    タイムライン 上 書名: タイムライン 上 著者: マイクル・クライトン(酒井 昭伸 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 フランスにある14世紀の遺跡で大学の歴史調査チームが発掘したのは、なんと現代製の眼鏡のレンズと助けを求めるメモだった。その直後、調査チームはスポンサーでもある巨大ハイテク企業ITCによって緊急に呼び出された。遺跡発掘の責任者であるジョンストン教授の救出に協力してほしいというのだ。リーダーのマレクをはじめ、チームのメンバーたちは耳を疑った。その行き先というのが、14世紀のフランスだったからだ! 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 物語の導入部が丁寧にそして魅力たっぷりに語られます.さすがマイクル・クライトンという感じでぐいぐいと引き込まれました.さて,このあとの展開は... おまけ ...
  • スフィア-球体- 下
    スフィア-球体- 下 書名: スフィア-球体- 下 著者: マイクル・クライトン (中野 圭二 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 居住施設に戻った科学者チームの周囲では、奇妙な出来事が続発する。突如モニターテレビに謎の数字が並び、海底ではエビや発光するイカやクラゲが異常発生し、さらには狂暴なオオイカの触手が彼らを襲う。すべては謎の球体に関係があると考えたノーマンは、再び宇宙船へ乗り込み、球体とのコンタクトを試みるが…。ハイテク機器を用いた深海調査や、心理学、海洋学の豊富な知識を随所にちりばめた興奮の深海サスペンス 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) クライトンにしては,ちょっと……という出来の評価は覆りませんでした.深海でのサスペンスは緊張感が今ひとつですし,何より肝心の-球体-についての謎解きが……納得のいく謎...
  • スフィア-球体- 上
    スフィア-球体- 上 書名: スフィア-球体- 上 著者: マイクル・クライトン (中野 圭二 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 航空機墜落調査班のメンバーである心理学者ノーマンは、召集を受け、南太平洋へ飛んだ。海底に沈んでから少なくとも三百年は経過している宇宙船が発見されたというのだ。ノーマンをはじめとする科学者チームは、海底居住施設を拠点にして、船内の調査をする。未知の生命体との遭遇に脅えながらも船内深く到達した彼らの前に、不思議な球体が出現した。『ジュラシック・パーク』の著者が放つ傑作エンターテイメント 評価 評点:★★★☆☆ ( 5/10点) クライトンにしては,ちょっと……という出来でした.最初のちょっとしたどんでん返しは楽しめますが,それ以降は退屈.密室ものなのですが,それぞれのキャラクターをしっかり描き分...
  • サイボーグ・ブルース
    サイボーグ・ブルース 書名: サイボーグ・ブルース 著者: 平井 和正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 ---人間の能力をはるかに越えた運動神経と機能、抜群の思考能力を持った機械人間(メカニズム)、それがサイボーグだ! うす汚れた警察機構と犯罪シンジケートの罠に落ち死亡した黒人警官アーネスト・ライト。だが、意外にもライトは、超人的な破壊力を秘めたサイボーグ特捜官として蘇った……。 黒い怪物として改造された男の苦悩と爆発的怒りを描く平井和正の傑作! 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) ウルフガイシリーズに通じるものがある平井和正の初期佳作.ただ,ここに描かれる人間はとても汚く,超人的能力を持ちながらなぜかいつも苦悩し続けるスーパーマンの主人公とその一部の仲間だけがピュアだという平井和正が好きな構図が今となってはあま...
  • 恐怖省
    恐怖省 書名: 恐怖省 著者: 堀 晃 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介  雲海におおわれた異星の空の下、原因不明のまま失踪した基地隊員の秘密を探る遺跡調査員。彼が見た地底深く築かれた大文明の謎とその末路を描く「密の底」。ほかに地球再開発計画の「尖兵」として働く情報サイボーグが、情報省内の異常に感付いた時、凄惨なサイボーグ狩りが始まる表題作など、第一回SF大賞受賞作家の待望久しい本格SF小説集。解説 かんべむさし 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 日本におけるハードSFの旗手 堀晃の初期短編集.タイトルや裏表紙の紹介文がちょっとミスリード.いわゆる『情報サイボーグ』シリーズと『トリニティ』シリーズの初期作品集で,サスペンスものというより淡々としていてそれで情緒あふれる堀晃らしい短編集です.ちょっと手に入りにくいかも...
  • エアフレーム-機体- 上
    エアフレーム-機体- 上 書名: エアフレーム-機体- 上 著者: マイクル・クライトン(酒井 昭伸 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 飛行中の大型旅客機に異常事態発生!緊急着陸した旅客機の内部は壊滅的な状態だった。死者2名、重軽傷者多数。折しも、事故機を製造したノートン社は中国と大規模な契約を結ぼうとしていた。1週間以内に事故の原因を究明しなければ、契約が流れてしまう。急遽、調査チームが結成され、品質保証部に勤務するケイシーは、必死の調査を開始するが……航空機事故の激増を警告し、全世界を震撼させた傑作サスペンス巨編! 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 航空機事故の発生,そのとき,そしてそれから航空機メーカーがどのように動いていくのかがリアルにかつ丹念に描かれます.物語に引き込まれるように読み進むとそこには二重...
  • 万物理論
    万物理論 書名: 万物理論 著者: グレッグ・イーガン(山岸 真 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 すべての自然法則を包み込む単一の理論、“万物理論”が完成されようとしていた。ただし学説は3種類。3人の物理学者がそれぞれの“万物理論”を学会で発表するのだ。正しい理論はそのうちひとつだけ。映像ジャーナリストの主人公は3人のうち最も若い20代の女性学者を中心に番組を製作するが……学会周辺にはカルト集団が出没し、さらに世界には謎の疫病が。究極のハードSF。 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) 他のイーガン作品同様ハードSFであることが強調されますが,タイトルにもなっている『万物理論』はガジェットの一つにすぎず,『観測問題』のツボさえおさえておけばそんなにハードではないです.物語はそんな『万物理論』の詳細ではなく,イー...
  • 燃えるサーキット
    燃えるサーキット 書名: 燃えるサーキット 著者: 高齋 正 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 超能力者・栃岡純一郎は、自動車設計家・矢野勝男を暗殺するためにタイムマシンで15年前の世界に送られた4人組を追って、自らも過去へ翔んだ。そして死闘の果てに4人組を倒したものの、タイムマシンの事故で現在に帰れなくなってしまった。未来から携えてきた資料を武器に自動車評論家として名を知られるようになったが、その栃岡の評論がいつか現実=未来に影響を与え始めたのだ……。長篇傑作カーSF。 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) カー小説の高齋正が贈るライトSF.1980年くらいに日本のレース界の未来を考えたらこんな感じというちょっとした違和感を楽しみながら読める佳作です.後にニューモデルマガジンXあたりでもやっていた自動車評論家界の内幕...
  • エアフレーム-機体- 下
    エアフレーム-機体- 下 書名: エアフレーム-機体- 下 著者: マイクル・クライトン(酒井 昭伸 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 事故原因を究明中、衝撃的な映像がノートン社を直撃した。事故の瞬間を写した乗客のビデオテープがテレビ放送されたのだ。飛び交う悲鳴、壁に激突する乗客。さらに扇動的なテレビ局が、ノートン社の企業責任を追及しはじめた。マスコミの激しい圧力に、追い詰められてゆく事故調査チーム。やがて、大事故の裏に浮かび上がった戦慄の事実とは?卓抜したアイデア、最新の情報を駆使して描く迫真のビジネス・サスペンス! 評価 評点:★★★★★ ( 9/10点) 事故調査の期限が迫る中,第二の敵となるマスコミが登場します.物語が進むにつれ,旅客機を作る会社というものがどのような仕事をしているのかといったこともよく理解でき...
  • タイムライン 下
    タイムライン 下 書名: タイムライン 下 著者: マイクル・クライトン(酒井 昭伸 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 ITCはタイムマシンともいうべき装置を開発していた。それを使えば14世紀のフランスとの往き来が可能だという。教授救出のために14世紀に転送されたマレクたちは、騎士達に襲撃され死者を出すなど思わぬ自体に見舞われた。またその影響でITCのタイムマシンに深刻な損傷が--猶予時間は37時間。一行は教授を救出し、無事帰還できるのか?……最先端の量子力学理論を元に描く、驚異のタイムトラベル歴史冒険小説 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 14世紀に旅立った遺跡発掘チームの苦闘が生き生きと描かれています.読み始めると止まらないおもしろさがあります.SF設定は脇役で,SFと思って読むと矛盾が散見されますし,タイ...
  • 異星の人
    異星の人 書名: 異星の人 著者: 田中 光二 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 謎の大型爬虫類捜査のため中央アフリカの奥地へ向ったアメリカの生物学調査隊が突然、消息を絶った。当地で、内乱が起ったのだ。救出隊が組織され、私も現地へ飛ぶが、そこで自称フリー・ジャーナリストのジョン・エナリーに出会う。中肉中背で人種はあいまい。黒い髪と瞳、彫りの深い顔立ち。人間のすべての属性を見抜く鋭い観察眼を持つエナリーに、私は興味を持ち始めるが……。叙情あふれるSF連作。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) タイトル通り異星人の観察者(ジャーナリスト)であるジョン・エナリーを巡る物語が,脇役の一人称で綴られるオムニバスです.宇宙人とは……というSF的なストーリーよりも人類/人間とは何かをテーマにした物語は田中光二らしい味があります.ただ...
  • 機長からアナウンス
    機長からアナウンス 書名: 機長からアナウンス 著者: 内田 幹樹 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 旅客機機長と言えば、誰もが憧れる職業だが、華やかなスチュワーデスとは違い、彼らの素顔はほとんど明かされない。ならばと元機長の作家が、とっておきの話を披露してくれました。スチュワーデスとの気になる関係、離着陸が難しい空港、UFOに遭遇した体験、ジェットコースターに乗っても全く怖くないこと、さらに健康診断や給料の話まで――本音で語った、楽しいエピソード集。 評価 評点:★★★★☆ ( 6/10点) 『ボーイング747‐400などの機長として国内線、国際線に乗務。その間十数年にわたり、操縦教官としてライン・パイロットの教育にあたった。’97(平成9)年、処女長編小説『パイロット・イン・コマンド』(原書房刊)でサントリーミステリー...
  • 敵は海賊・海賊版
    敵は海賊・海賊版 書名: 敵は海賊・海賊版 著者: 神林 長平 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 CAW・システム・ロングピース社開発の著述支援用人工知能が出力する、名だたる宇宙海賊ヨウ冥の物語--火星の赤い砂漠の町サベイジのバー<軍神>でヨウ冥は、フィラール星の女官長シャルファフィンと名乗る女の訪問を受け、火星で行方不明になった王女の創作を依頼されるが……王女捜索に乗り出すヨウ冥、それを追いかける宇宙海賊課のお荷物刑事ラテルとアプロがくりひろげる、エンターテイメントあふれる書き下ろし長編 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) スペースオペラは難しい...改めてそう思いました.スペースオペラとして(作者もスペースオペラを書こうと思ってこの作品を書いたと思います)この作品をみると,描かれている世界が狭く(唐突にフィラール星...
  • 栄光のスペース・アカデミー
    栄光のスペース・アカデミー 書名: 栄光のスペース・アカデミー 著者: ロバート・A・ハインライン (矢野 徹訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 太陽系文明の守護者にして、自由の戦士――それが、太陽系パトロール隊だ!オイスター・ホワイトの制服に身を包んだパトロール隊士官は、ぼくらの憧れのまと。そう、ぼく、マット・ダッドソンもパトロール隊士官を夢見て、士官学校に入学したのだ。サンタバーバラ・フィールド基地にあるヘイワース・ホールでの厳粛な宣誓式のあと、士官候補生となったぼくは、地球軌道上の練習船ランドルフ号へと向かった。だがそこで待ちうけていたのは、信じられないほどの苛酷な訓練だった……巨匠ハインラインが宇宙に乗りだした若者の友情と冒険の日々を鮮やかに描く傑作宇宙SF! 評価 評点:★★★★☆ ( 8/10点) 1948...
  • 天使墜落 上
    天使墜落 上 書名: 天使墜落 上 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&マイクル・フリン (浅井 修訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 地球と敵対する軌道上の宇宙ステーションから、宇宙船が墜落した。飛行士の暗号名は<天使>。究極の環境保護政策を掲げ、科学技術を憎悪する連邦政府に捕まりでもしたら一大事だ。だが地球にも味方がいる――宇宙ステーションが助けを求めた相手とは、科学の信奉者と罵られ弾圧されながらも、性凝りなく地下活動を続けるSFファンたちだった!巨匠たちが贈る、空前絶後のドタバタSF大作。 評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 『おたく』っていうのは世界中どこにでもいて...というSFギャグ大作.舞台はSF大会で,DUFFにTAFF,合い言葉はFIAWOL(Fandom Is A Way Of Lif...
  • 神はサイコロを振らない
    神はサイコロを振らない 書名: 神はサイコロを振らない 著者: 大石 英司 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 かつて、忽然と消息を絶った報和航空四○二便YS-11機が突如、羽田空港に帰還した。しかし六十八名の乗員乗客にとって、時計の針は十年前を指したまま……。戸惑いながらも再会を喜ぶ彼らと、その家族を待ち受けていた運命とは--。歳月を超えて実現した愛と奇跡の物語。 評価 評点:★★☆☆☆ ( 4/10点) 一言で言ってしまうと『良くある話』.『黄泉がえり』と同じパターンで,還ってきた人は実は自分のためでなく周囲の人たちを変えていくために還ってきたというパターンのお話です.SF仕立てで,マイクロブラックホールとか量子論とか(この本のタイトル自体量子論を彷彿させますよね)ありますが,それについては非常につっこみが浅いのでSFと...
  • 沈黙のフライバイ
    沈黙のフライバイ 書名: 沈黙のフライバイ 著者: 野尻 抱介 イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 アンドロメダ方面を発信源とする謎の有意信号が発見された。分析の結果、JAXAの野嶋と弥生はそれが恒星間測位システムの信号であり、異星人の探査機が地球に向かっていることを確信する――静かなるファーストコンタクトがもたらした 壮大なビジョンを描く表題作、一人の女子大生の思いつきが大気圏外への道を拓く「大風呂敷と蜘蛛の糸」ほか全5篇を収録。宇宙開発の現状と真正面から斬り結んだ、野尻宇宙SFの精髄。 評価 評点:★★★☆☆( 6/10点) ハードSFのホープと言われる著者の短編集.確かにネタ的にはハードSFで,読んでいてそれなりに理解はしているなとは思えるのですが,それぞれのネタ/ガジェットを消化して新しい世界を切り開いているとは言え...
  • 火星航路SOS
    火星航路SOS 書名: 火星航路SOS 著者: E・E・スミス(井上一 夫 訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 地球=火星航路に就航中のアルクトゥールス号が、何者かに襲われた。奇怪な光線により船体は分断され、緊急脱出した救命艇も牽引ビームで捕縛された。たまたま惑星間航行会社の社長令嬢を連れ、宇宙船下部のエンジン部門を案内していた計算士スティヴンスは、敵の隙をつき、閉じこめられていた区画を分離、脱出に成功するが、二人が漂着したのは、未知なる衛星ガニメデだった……“スペース・オペラの父”が描く宇宙冒険絵巻! 評価 評点:★★★★☆ ( 7/10点) レンズマンシリーズ,スカイラークシリーズでおなじみE・E・スミスのスペースオペラ巨編.舞台こそ太陽系内に限定されますがスミス節はここでも健在で,古き良きスペースオペラが楽しめま...
  • 天使墜落 下
    天使墜落 下 書名: 天使墜落 下 著者: ラリー・ニーヴン&ジェリー・パーネル&マイクル・フリン (浅井 修訳) イメージをクリックするとamazonに進みます 紹介 連邦政府の魔手をふりきったSFファンと天使たち。彼らが転がり込んだ先は、極秘裡に開かれていたSF大会だった。そこで彼らはとある噂を耳にする。このアメリカのどこかに、今も飛行可能なロケットがあるというのだ!これで天使を宇宙に帰してやれる。全国に散らばったSFファンのネットワークが動きだし、北米大陸を横断する史上最大の作戦がはじまるが……宇宙船の打ち上げはなるか?  評価 評点:★★★☆☆ ( 6/10点) 『おたく』っていうのは世界中どこにでもいて...というSFギャグ大作.舞台はSF大会で,DUFFにTAFF,合い言葉はFIAWOL(Fandom Is A Way Of Lif...
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