もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら 格納庫

もうすぐクリスマス

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匿名ユーザー

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ステラ「このちっさい木何?キラキラしててキレイ・・・」
スティング「クリスマスツリー、って言うらしいぜ。」
アウル「"クリスマス"ってよく聞くけど何?」
オルガ「何だお前等、そんな事も知らねぇのか?
    クリスマスってのは昔キリストってオッサンの・・・」
シャニ「処刑された日だよね?」
クロト「公・開!処・刑!!」
スティング「あぁ~・・・だから至る所に十字架があるわけか!」
アウル「えー、じゃああの木の上から吊るしたりしてたのか?
    昔の奴恐ぇ・・・」
ステラ「キリスト・・・おほし様になったから、てっぺんにほし?」
オルガ「ちげーよ!!処刑された日じゃなくて誕生日だ馬鹿!」

フレイ「・・・何でクリスマスの話にそんな物騒なもんが出て来んのよ?」
ステラ「フレイ~!」
残り5馬鹿「と、大人達。」
ナタル「もう12月だからな・・・あまり派手な飾りは用意できないが、少しだけ
    私の家から持参してきた。」
ネオ「結構可愛い系のが多いんだよね~」
ムルタ「しかし艦内ではゴージャスに、とはいきませんよねぇ。ね、ジブリール?」
ジブリ「我がブルーコスモスでは毎年盛大なパーティを催していたものな。」
フレイ「(・・・自慢!?)まぁ、それはさておき。パーティは無理でも、何か
    クリスマスっぽいの食べたいわねぇ。」
ネオ「クリスマスの食いもんと言えば・・・ケーキ、七面鳥、ミートローフ・・・」
イアン「ミートローフなら簡単に出来ますよ。」
全員「(!・・・いたんだ・・・)」
アウル「マジ?じゃあ食おーぜ!」
ステラ「ステラもたべたい!」
ナタル「食べるだけでなく調理するのだぞ。」
イアン「では早速厨房へ行きましょうか。」

一同、艦内厨房へ。

ナタル「全員、エプロン・三角巾の着用を確認!」
イアン「それでは各々手洗い開始!!」
クロト「各・員!洗・浄!!」
シャニ「・・・お前艦長じゃねーだろ。」

イアン「それでは材料を確認。合挽き肉400g、ベーコン6~7枚、ソーセージ5~6本、
    パン粉1/2カップ、牛乳大さじ4、卵1個、他は塩・コショウ等。」
オルガ「まな板も包丁も無ぇけど、使わねーの?」
イアン「この料理は最後に切り分けるまで包丁は使わない。」
ムルタ「なら安心ですね。この子達に刃物を持たせると危なっかしくて。」
ナタル「ナイフ戦の訓練になってしまいますからね。」
ネオ「リー、この挽き肉"4割引"ってなってるな・・・」
イアン「それはタイムサービスでして。いやあ並びましたよ。」
フレイ「(主婦ね・・・)特別な材料はいらないんですね。」

イアン「では調理を開始する。今から言う順に材料を入れてくれ。」
ジブリ「(こいつ無駄に生き生きしてるな・・・)」
イアン「まずパン粉。」
シャニ「パサパサ~」(ボウルをスティングに回す)
イアン「牛乳。」
スティング「大さじ4・・・っと。」(ボウルをクロトに回す)
イアン「卵を溶いて入れる。」
アウル「おーまかせってね!」
イアン「塩・コショウを振る。」
クロト「てやぁー!拡・散!」(ボウルをオルガに回す。)
イアン「むっ、ナツメグやパセリの瓶が余っているな・・・これも少し使おう。」
オルガ「目分量でいいんだな?」
イアン「そして、粘りが出ない様にしながら混ぜ・・・」
ステラ「うぇえええーーーい!!!」
ネオ「おおっステラが猟奇的に!」
フレイ「早っ!混ぜんの早っ!!」
スティング「最近生の肉見てなかったもんなぁ。」
イアン「よーし、もういいぞルーシェ。」
ステラ「・・・つべし」
ムルタ「は?」
ステラ「脇をしめ、えぐり込む様に打つべし!打つべし!!打つべし!!!」
ナタル「ル、ルーシェ!?」
オルガ「ま、まさか・・・」
クロト「何、オルガ!?」
オルガ「俺が暇つぶしにあし○のジョー読みながらステラに試してた睡眠学習が
    まさかここで実証されるとは・・・!」
一同「何してんだ!!」

イアン「ルーシェが肉を混ぜている間に、次の行程に移ろう。
    型に薄くサラダ油を塗る。」
フレイ「控えめにしときますね。(カロリー気になるし)」
イアン「ベーコンを縦横に敷きつめる。」
ナタル「う・・・ベーコンが上手くはがれない。」
ムルタ「あーダメダメですねぇ艦長さん。・・・ほら出来ました。」
ナタル「あ、ありがとうございます・・・」
アウル「いい感じ、二人?」
ムルタ「いえ、しょっちゅう札束数えてましたからこういうのは得意です。」
ナタル「・・・・・」
ネオ「(アホだなこの人・・・)」

ステラが疲れた為、かき混ぜ終了。
イアン「ではさっきの型に肉の半量を詰める。」
シャニ「何かベタベタする・・・」
イアン「それにソーセージを埋める。」
アウル「はーい!それ僕がやる!!このちっこいソーセージ使う~」
ナタル「ではニーダ、頼むぞ。」

アウル作業中。スティング覗き込む。
スティング「うわ何してんだよお前」
オルガ「なんだなんだ?」
スティング「ポーク○ッツ使って"バカ"って書いてる。」
ネオ「発想が小学生だな・・・」
アウル「何だよバカをやれって言ったのはスティングだろ!」
イアン「まあこれでいいでしょう。後は残りの肉を詰め、上にもベーコンを敷きます。
    そしてクッキングシートを2つ折りでかぶせ、輪ゴム4本で縦横に
    しっかりはめて、レンジ(500W)で17~18分温めます。」
ステラ「まってる間、ひま・・・」
イアン「この間にソースを作ろう」

イアン「ソースの材料はドミグラスソース缶1/2缶、赤ワイン・水各大さじ2、
    トマトケチャップ大さじ1を入れ火にかけるだけで完成だ。」
ナタル「ワインも入れるんですね・・・」
フレイ「艦長でもこれ位なら酔いませんよ」
ステラ「・・・おいしそうなにおい・・・」
ジブリ「そろそろ出来る頃だな。」

18分が経過し、ついにミートローフ完成!
アウル「出来たー!僕が取り出す!!」
クロト「あぁ!?お前さっきもやったろうが!僕がやる!!」
イアン「あ、気をつけないと・・・」
クロト「うおっ何だコレ!?油多すぎ!流・出!!」
アウル「ベタベタにも程があるだろ!!」
イアン「とにかく油が多いから、取る時は新聞紙+キッチンペーパーの
    上に・・・って言おうとしたんだが。」

イアン「では皆、手を合わせて。」
一同「いっただっきまーす!!」
オルガ「うお肉美味ぇ!」
ステラ「にくじる~」
シャニ「肉やらかーい。」
ネオ「ソースも美味いな。」
クロト「美・食!倶・楽・部!!」
ムルタ「これは中々・・・」

ナタル「・・・」
ジブリ「バジルール、考え事か?」
ナタル「あっ、いえ・・・何でもありません!」
アウル「ねークリスマスって何日?」
オルガ「25日。」
ステラ「それって"あの日"のよくじ・・・」
スティング「! バカ!!」(ステラの口を塞ぐ)
ナタル「? ルーシェ、今何か言いかけたか?」
クロト「なんでもないでーす!!」

(ピンポンパンポーン)ナタル・バジルール艦長。至急ブリッジまで
おいで下さい。繰り返します、ナタル・・・」

ナタル「ん、呼び出しが・・・ちょっと行ってきます。」
ネオ「はいはい、気をつけて。」
シャニ「いってらっしゃい~」
ナタル、食堂を退室。

フレイ「も~駄目じゃないのステラ!12月24日がバジルール艦長の誕生会
    だって事は艦長には秘密なの!!」
ステラ「ごめんなさい・・・」
ネオ「理事、手配済んでますか?」
ムルタ「勿論、艦長さんの笑顔の為にも最高の物を取り揃えてますよ。」
ジブリ「酒もアルコール度数の低い物を選んだしな。」
クロト「出し物の練習もぬかりないよ!」
スティング「当日が楽しみだな!」
ステラ「うん!!!」

END。

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