第230回西武総括
The Lion's Roar~獅子咆哮~ 今シーズン西武はクライマックスシリーズ進出を果たしたが、僅差ではあるものの楽天とオリックスに負け越し、日本ハムには完敗している。今後西武が優勝を目指すにあたってどのようにしていけばよいのだろうか?
まず、戦力的には整ってきたが、それもベテラン選手に支えられているという面が大きい。特に投手は先発のエース2名がベテランだ。このままでは、優勝できたとしても黄金時代はおろか、世代交代によってすぐさま下降してしまうだろう。そこで考えられるのが、中堅選手の獲得だがそんなにうまくいくとは思えない。なので、もっと現実的に考えると、いかに世代交代をスムーズにかつ、上手にこなせるかということだ。これにはポイントが幾つかある。1つは残りの現役年数の調整だ。まだ現役でいける場合においても若干早めに引退する、もしくは、能力的にきつくても現役期間を延長させたり、といったところである。次に若手の育成に関してだが、これはもう製作者の育成のうまさにすべてかかっている。チーム状況を考えて、すぐに先発を担えるような選手、はたまた中継、抑えから徐々に先発へと上がっていくような選手などその場その場で的確な判断をしていくことが必要だ。西武の優勝、そして黄金時代を迎えるために個々が少しずつでも先を見据えた行動をとっていきましょう!
Attention,please!~野手~
<十六夜咲夜>今シーズンはどの選手も好調だったために選考が難しかったですが、十六夜咲夜選手を取り上げます。
なんといっても注目すべきは盗塁数です。これまでも数多くの盗塁をして相手チームを揺さぶってきましたが、今シーズンは63もの盗塁を成功させて盗塁王に輝きました。目標であった3割にはわずか1厘足りなかったものの、内容は濃く、非常に有益なシーズンでした。守備能力の高さも健在で、遊撃手でありながら失策数は0。まさに感無量です。だいぶ年齢も重ねてきて、まもなく能力が落ちてくると思わますが、これからもリードオフマンとしてチームを牽引してください!
そして、来期こそは3割も達成して西武の支柱としてその地位を微動だにしない強固なものとしてくれることを期待しています。
Attention,please!~投手~
<不感の王>チーム最多の18勝、防御率1.96の好成績をあげられた。移籍初年度としては上々の滑り出しで、来期以降にも大きな期待がかかる。
特筆すべき点としては、超特殊能力で取得者が少ない絶倫を取得しているが、その効果も発揮されている。今シーズンの投球回は243と1/3。この投球回はチームで断トツであり、全チーム中でもトップである。衰えもでてきているが、スタミナ面では心配がまったくないので、これからも先発の要として西武の力となってもらいたい。投法もセットモーション投法であるため、走者を気にする必要がほとんどないのも強みである。ただ、残りの現役期間は4年のみである点は非常に残念である。
若手が育つまでにできるだけ多くの勝利をあげて、次世代を導いてもらいたい。ぜひとも残りの現役期間中に優勝に漕ぎ着けたいところだ。一緒に優勝しましょう!
Total~全体総括~ 昨シーズンからの鰻上りの調子で前半戦を日本ハム、オリックスに次ぐクライマックスシリーズ圏内の3位で折り返すことに成功した。チームとしては防御率は昨シーズンの同じ時期よりも数段悪いものの、打率が上がって機動力を生かした野球を展開することができた。しかし、4位楽天とは3.5ゲーム差であり、直接対決では大きく負け越しているために油断ならない状況であった。それでも、今シーズンの西武は一味違った。楽天を振り切り、その楽天を抜いて4位に入ったソフトバンクをも間一髪振り切って当面の目標であったクライマックスシリーズ出場する権利を勝ち取った。また、今シーズンは想定外の出来事が起こった。昨シーズンのクライマックスシリーズでオリックスを破り、パリーグ代表として日本シリーズを制した日本ハムが今シーズンも勢いそのままにすべてのチームに勝ち越してオリックスを凌ぎ首位に躍り出た。ここに、オリックスによる黄金時代の終焉を感じるとともに、パリーグ再編の動きが加速しそうな予感がする。オリックスによる独走時代からオリックスとソフトバンクの2強時代、そして第2次オリックス独走時代を経て、今まさに新たな展開を迎えようとしている。オリックスは踏みとどまって再び君臨するのか、はたまた栄華が崩れ落ちるのか、いずれにせよ西武にとって絶好の機会であり、なんとしてもこの混乱に乗じてオリックス、さらには日本ハムまで捉えて優勝を物にしたいところだ。オリックスはとうとう首位を明け渡したが、世代交代をうまく行った場合すぐに返り咲くと思われるのでまだまだ警戒が必要だ。改めて今シーズンの順位を振り返ると、1位にはオリックスを退けた日本ハムが入った。今後は日本ハムによる黄金時代の始まるのだろうか。少なくとも、世代交代はまだまだ先であり、他球団が世代交代直後あるいは疲弊している現状では最も優勝確率が高いので、おそらく数シーズンは日本ハムの天下だろう。2位には王座陥落のオリックス。依然強さは顕在だが、世代交代をいかに乗り切るかが鍵だろう。ベテランの数が多いため、世代交代直後には順位を大きく落とすかもしれない。そこが西武のつけこむべきところだ。3位に西武が入り、クライマックスシリーズ進出を果たした。未だに負け越してはいるものの、戦力が整って上位に食い込むことができるようになった。次はもう優勝しかない。4位にソフトバンク。事前予想ではロッテとも僅差かと思われたが、名無しの多さなど物ともせず3位西武とわずか2ゲーム差というところまできた。直接対決は西武が勝ち越しているものの、まだまだ油断ならない。5位は楽天で、前半戦は西武に食らいついていたが、後半戦に入るとソフトバンクにさえ抜かれてしまった。古豪は再び這い上がれるのか。6位にロッテ。もはやお決まりとなってしまったが、wiki使い4名は能力ともに優れているので1つ違えば上位に進出する可能性がある。今シーズンは西武にとってまた1つ大きな1歩となった。来期以降は「優勝」の2文字を追いかけることになるが、まだまだ油断していられない。戦力を磐石なものにして、優勝目指して突き進んでいきたい。
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最終更新者:蓮琥
最終更新日時:2009年04月09日20時29分05秒
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最終更新日時:2009年04月09日20時29分05秒
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