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終戦 Phase-35」(2005/12/11 (日) 09:34:59) の最新版変更点

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アウル「クロト、わかる?」 クロト「全・然!何がいけないのかサッパリ…」 アウル「っつうか、何でシャニとステラが理解できてるのさ」 クロト「知らないよ。なぁ、オルガ。悪いんだけどさ、僕達にわかるように説明してくれない?」 オルガ「あん?バカだな、お前ら。仕方ねぇな…。まず、この条約でコーディネーターはプラント、ナチュラルは地球に住むことになったのはわかるな?」 アウル「まぁ、そこまでは…」 オルガ「で、その条約に反するとどうなるかわかるか?」 クロト「地球軍とザフト軍の両軍が攻めてくるんでしょ?」 オルガ「そう。で、大事なのはここからだ。お前ら、このオーブがどんな国かわかるか?」 クロト「戦争反対の国」 オルガ「今大事なのはそこじゃない。別だ」 アウル「うぅん…、ナチュラルとコーディネーターが関係なく一緒に暮らし・・・あ!違反してんじゃん!」 クロト「本当だ!」 オルガ「さらにこれは今日、既に施行済みだ」 クロト「もう違反してるじゃん」 アウル「じゃあ、軍に狙われるじゃんかよ!」 オルガ「そういうことだ」 シャニ「でも、この国にとって都合悪すぎだよね、これ」 スティング「ああ。いくら争いを無くすための荒療治とはいえ、地球軍はオーブの事考えてんのか?」 アスラン「考えてないだろうな」 キラ「むしろ、最初からこれを利用して潰そうとしてたんだろうね」 アウル「え?何で?」 ムウ「さっきお前達は俺達のことをテロリストって呼んだけど、実際、そのテロリストは全員オーブ軍所属だったからな」 アスラン「それによってこの国は今、他国への影響力を持ちすぎている」 キラ「やっぱり地球軍としては、オーブが消えないと落ち着いて改革ができないんだろうね」 オルガ「そういうことか。確かに地球軍には反対だ!とか言ってオーブ中心に革命軍が作られることは十分ありえる話だな」 カガリ「そ、そんなことはない!」 オルガ「そりゃわかってるよ。だが、地球軍はそんな口先じゃ納得しないだろうな」 黙り込む10人。その沈黙を破るかのように激しくドアがノックされた…

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