もしも3馬鹿常夏トリオが種死に出てたら 格納庫

inデパート⑤

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匿名ユーザー

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だれでも歓迎! 編集
アウル「でもさぁ、スティングずるいよ、俺らがいない間に勝手に買っちゃってさ。」
クロト「そうだよ、僕達にも選ぶ権利ってもんがあんだろう?」
オクレ「うるせえな、お前らこそ食い物以外のもん好き勝手に買ってんだから文句いうなよ。」

その言葉を聞いたアウルはそっぽを向くようにして、新品のバスケットボールを弄びながら隣で買ってもらった笛ガムを一しきり鳴らす ステラと共に海を眺めた。
向かっていた昼間は空高くに強く輝いていた太陽が今はこんなにも大きく赤くなってその身を海に浸けている。

アウル「いやぁー、今日みたいに楽しく平和な一日が続くといいねえ。」
オルガ「ハッ、テメエが言っても何の感慨もねえんだよ。」

そうは言うものの小説から目を離し徐々に沈みながら赤く海を染めていく夕日を眺めた。 ちなみにトランクから声は聞こえてこないがシャニは新譜を聞き入りながらさもご満悦といったところなのだろう。

クロト「あっ、そうだアウルずるいぞ、ボールにシューズにお前が一番高いの買ってんじ   ゃん!!」
ステラ「ピュピー!ピュピピー!!」
アウル「ごめんねぇ!インナーもレイソルズのユニフォームでさあ!」
オクレ「ホント、勘弁してくれよ。」
オルガ「気にすんなよスティング、あのおっさん金銭感覚ないからちょっと渡したつもり   でも10万入ってたんだぜ。お前も気ィ使ってねえで欲しいの買えばいいんだ     よ。」
オクレ「……タバコでも勝手やりゃあよかったかな?」
オルガ「へッ、グれ方まで一々生真面目な野郎だな。」
オクレ「ハハッ。」
クロト「何ですかそれ?なんかちょっと大人になってきましたな会話ぶっちゃって      さ。」
ステラ「ピュピュッピー!!ピュピピピーー!!」
アウル「ステラそれもう一時間くらいやってるけどよく溶けないね。」
オクレ「そろそろドミニオンの港に着くぜ、お前ら買ったもんバレないようにしろ      よ。」
アウル「あっ!!」
クロト「ハハハッ、アウルそのおっきなボールどうやって隠すんだよぶぁ~か。」
ステラ「ピュピュピュー!!」

トランクの中から小さくクスクスと笑う声が聞こえるがどうやらCDを聞き終えたようだ。 夕焼けが綺麗に青みを着けるころ六人はようやく港へとたどり着いた。

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